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北島寛 追悼写真展 「日々常々」
北島寛 追悼写真展
「日々常々(ヒビツネヅネ)」
9月8日(日)~9月15日(日)
★ 16日まで延長となりました!(最終日18時まで)
15:00-20:00
入場無料、1ドリンクオーダー
温かな視点でとらえた子どもたちの表情、世相を映し出した街頭、女性のポートレートなど、
ただ懐かしい“アーカイブ”写真だけではない、戦後から20年も経たない時代のまちの人々の豊かな表情と日常の風景を生き生きとした視点で捉えた、
高度成長期の福岡の日常のモノクロ写真展。
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今回の写真展は、福岡で第一線で活躍されてきた「北島寛」さんの写真集(「日々常々」2007年西日本新聞社 Art Director 有山達也)を元にしたもので、当時(昭和30年代)福岡の町にカメラを携えて歩くのが日課だったという北島寛さんが、ありふれた日常の中で感じたハッとする瞬間を切り取った風景写真を、かなりの枚数の中から選りすぐった作品を展示致します。
往年まで現役で写真を撮り続けたカメラマンとしての北島寛さんの作品は、(人に興味を持ち言葉少なに声掛けて、カメラを向けながら口に笑みを浮かべてシャッターを切り続けてきたのでは?と想像してしまう)人間らしさを感じる作品ばかりで、北島さんのお人柄を一つ一つの写真に垣間見る事が出来るように思います。
そんな写真家北島寛さんの当時の視点を想像しながら、昭和の時代に想いを馳せ、ご観覧いただきますと幸いです。
*会場では、福岡の昔の地図や書籍、当時のグランドキャバレーなどで演奏されたバンド演奏の風景やその音源(レコード)、洋酒グッズなどの展示も。
1階カウンターでは、BEMのオーナーのコレクションから昭和の貴重なウイスキーを開栓いたします。
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北島 寛 profile
1926年中国天津市旧日本租界生まれ。海軍甲種飛行予科練習生~茨城県神ノ池海軍神雷部隊特攻基地に配属され、1945年に復員。日本大学専門部商科に学び、1953年米軍納品会社に入社、福岡支店設立のため1955年福岡に移り住む。1961年までアマチュア写真家として、カメラ雑誌のコンテストなどで多数入賞。1957年、1959年、1961年度国際写真サロン入賞。1957年、NHKテレビ写真コンテスト年度賞など多数。その後プロに転向し、北島コマーシャルスタジオ設立。商業カメラマンとして活動。
2024年、97歳で永眠。
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Opening :
9/8(日)「SHOWA JAZZ Night」
昭和30年代~40年代のジャズ、ラテンなどエキゾチックサウンドによる選曲の他、当時の福博、中洲を記録した映像を上映予定。(DJ @tommy_g_wamono )
2023年12月に惜しまれつつ閉店した大名のバー、キッズクラブの坂田裕樹氏が、レジェンドバーテンダーとして参加されます。
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SPICE STAND & GALLERY BEM
福岡市中央区大名1-11-29 山本店舗5号2階
092(721)6829
*BEMは大名紺屋町商店街の中央部分にある、小さな路地の奥にあります。
1階は小さなスタンドバー、2階はギャラリースペース。
急な階段になりますのでご了承ください